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基礎体温
「不妊治療」と聞くと不妊症という特別な病気の人を治す治療のようにおもわれるかもしれませんが、実はそうではありません。不妊症の人の中で、「絶対に妊娠することができない」と断言できるような人はごくひとにぎりのようです。
ただ不妊治療をしている人は、加齢やホルモンバラスの乱れなどの理由で「妊娠しにくい状態」になっているのです。そのため妊娠ができるように医学的に手伝ってもらっているのです。医学による妊娠の応援ともいえるでしょうね。
まずは、その夫婦にはどのようなお手伝いが有効になるのかを探るために検査をおこないます。検査に行くためには、まず婦人体温計を手に入れて数ヶ月間基礎体温をつけます。それから夫婦そろって受診するようにしましょう。
実は、妊娠しにくい夫婦の半数近くは男性側に理由があるとされています。排卵や妊娠に必要になるホルモンがきちんと出ており確かに排卵が起きているか、また卵管がふさがっていないか、そして精子の数や運動する力はどうなのかということが医師の知りたいことです。
女性は生理周期の中での変化を見ていきます。そのため一周期のあいだに何度か検査に通うことが必要になってきます。男性は精液検査のみなので1回ですみます。
検査の結果で「卵管が詰まっている」または「精子がほとんどいない」などのはっきりとした理由があるような場合にはそれを克服するためにさまざまな方法をとっていくことになります。けれども、はっきりとした理由が見つからないことも多いそうです。
原因がはっきりしないような場合には一番、簡単なお手伝いから始めることになりす。それは超音波で卵巣を見ることよって排卵の時をピタリととらえる「タイミング法」のことです。
卵子は排卵してから12時間くらいしか受精能力をもちません。その時間内に精子と出会えるようにセックスを持つことになります。ホルモンの面から薬を使うことも多いようそうです。
排卵の時期は基礎体温表からだいたいは把握できます。販売している排卵テスターもありますが、医師にきちんと見てもらうことが一番確実といえます。不妊治療を始める人のうち、半数弱のかたたちがこの段階で妊娠することがわかっています。