着床出血と絨毛性出血

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着床出血と絨毛性出血

妊娠初期の出血には着床出血というものもあります。それは受精卵が子宮内膜に着床するときにおこる出血です。受精から着床までは通常で1週間から10日くらいかかります。そのため出血する時はだいたい月経予定日と同じくらいになってしまうため月経だと思ってしまい妊娠していることに気付くのが遅れる場合もあるようです。着床出血は月経との区別が難しいようですが、やや開始日が予定より早かったり月経よりも出血量が少ないことからおかしいなと気付くかもしれません。

受精卵は着床するときには絨毛(じゅうもう)という根っこを子宮内膜にもぐりこまるため絨毛は母体から栄養をもらうためのものになりますが、この絨毛がゆくゆく胎盤になっていくのです。その際に母体の血管が切れてしまい出血することもあるようです。この着床出血は生理的なものなので、特に処置する必要はないようです。着床した場所にもよりますが、子宮口に近い場所だと外に出てくる出血がすこし多くなるようです。子宮口に遠い位置の場合には外にはでないで子宮内で自然に吸収されることになります。

絨毛性出血は、着床出血と同じような理由から出血がしばらく続くことがあり、胎盤が完成するために、新しい血管がどんどん作られているためにおこります。胎盤が完成する妊娠15週前後まで続くこともあるようですが安静にしていれば10週前後で落ち着いてくるようです。この絨毛性出血も生理的なものなので、特に処置をしなくても大丈夫なようです。ただ出血が子宮内に血腫として残ってしまうような場合には絨毛膜下血腫といわれるものになります。これは子宮の収縮による流産や子宮内感染の原因になり得るものでもしかしたら『切迫流産』と診断されることになります。

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